Cranes
Wings of Joy


なぜかCranesの最初期の名盤が今頃再発リリース。是非とも買おうと思うほどに思い入れはなかったのですが、聴いてみるとアリソン・ショウの声が悶絶しそうなほどに可愛かったので買ってしまいました。10年くらい出てくるのが遅かったらアニメ声とか言われていたのかもしれませんが、いわゆるロリータ・ヴォイスと言われるあの種の声。最近の写真を見ると結構老けていたんですが声は往年のままだった。この場合何ヴォイスというんだろうか。弱ババァヴォイス?

そんなヴォーカルにサウンドの方は中期Stranglersっぽいゴス+バロック音楽がエレクトロニック度80%増といった感じで、フワフワした妖しげな不思議ちゃんぽい雰囲気。このアルバムではまだ黒い感じがあるのですが、『Forever』の方になるとエレクトロニカ志向がさらに強まって、もはや聴く児○ポルノ。bjork好きがロリコンならcranes好きは真性の変態なのだろうか。ともかく単なるゴスロリ・バンドと扱うにはこの現代的な遊離感は惜しいです。


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